LIBRE-SOUND(リーブルサウンド)

フランス語で自由を意味する"libre"のごとく、最近気になっているバンドの魅力や人気曲を紹介していきます!

【SiM(バンド)】初心者必読!ひとまずおすすめの3曲聴いてみて

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ロックバンド・SiMのアーティスト写真
出典:sp.ro69.jp

【SiM(ロックバンド)】は、2004年に結成された神奈川県湘南出身の4人組ロックバンド。

 

おすすめ曲3選

KiLLiNG ME


SiM - KiLLiNG ME

『KiLLiNG ME』は、2011年にリリースされた2枚目のフルアルバム『SEEDS OF HOPE』のリード曲で、SiMの名前を一躍スターダムに押し上げた不朽のキラーチューン。

のっけからからインパクト大のシャウト、ボリューミーで重量感MAXのメタリックなラウドサウンドながら、不思議と耳馴染みのよいキャッチーさも持ち合わせた、疾走感溢れるライブ定番曲。

 また、表向きはラブソング?的な曲かと思いきや、歌詞にある「 light up something(何かに火を灯せ)」「4:19 p.m(アメリカのスラングで420が大麻を意味する)」、MVの青リンゴの描写などから、実は、"麻薬"のことを暗に歌っている、実に巧妙に練られた1曲。

 

Blah Blah Blah


SiM - Blah Blah Blah

『Blah Blah Blah』は、2013年にリリースされ、オリコン初登場9位を記録したSiMの記念すべきメジャーデビューシングル『EViLS』に収録されている1曲。

「Blah Blah Blah (ブラー ブラー ブラー)」は、"中身がない退屈な話"のことを意味する。

 レゲエのアクセントを存分に活かしたヘヴィで疾走感のあるパンクサウンドを軸にしつつも、ボーカルのオートチューンあり、ダンサブルで陽気なメロディーあり、地を這うようなグロウルあり、ラスサビ前のしっとり感ありと、1曲中に多量に情報が盛り込まれ、様々な音楽要素が目まぐるしく交錯するSiMの真骨頂的なラウドソング。

 そしてこの曲は、会場一体となって「oh na na na (オーナナナー)!」の大合唱を巻き起こし、一気に会場のボルテージを引き上げてくれる起爆剤的な1曲。

 

Same Sky


SiM - Same Sky

『Same Sky』は、『Blah Blah Blah』と同じく、メジャーデビューシングル『EViLS』に収録されている1曲。

 『Same Sky』は、疾走感のあるヘヴィなラウドソング『Blah Blah Blah』とは対照的に、レゲエのグルーブが際立つ、メロウでアダルティーなミドルテンポのバラードロックで、SiM史上初めて日本語詞が取り入れられたキラーチューン。

メタリックなサウンドだけじゃない引き出しの多さ、観客全員で合唱できるようなコンセプトで作られたサビ、聴けば聴くほどにメロウな雰囲気に酔いしれてしまう魅力溢れる1曲。

 

【SiM】の特徴

ボリューミーでゴリゴリの重低音が響くスラッシュメタルを基調としながら、レゲエやスカ、ダブステップなど、様々なジャンルの音楽要素を盛り込んだ、疾走感のある攻撃的なラウドロックが特徴。

 

そして、剛と柔のメリハリある洗練された曲展開、重低音サウンドの中にキャッチーさを巧妙に盛り込んだ"聴いていて飽きない曲"の数々、ありのまま・リアルに感じたことをストレートに綴った英語詞も人気があり、突き抜けるようなスクリーモ、ドスの効いたグロウルを歌い分けるボーカル・MAHの歌唱力も魅力である。

 

また、体全身で生きた音楽を体感できるアグレッシブなライブパフォーマンスもウリで、CDをも超えた圧倒的熱量の"ライブ"を、1年を通してファンのために披露し続ける姿勢は、同業であるプロのバンドマンからもリスペクトされるほど、各方面から人気が高い。

 

メンバー

SiMのアーティスト写真

出典:utaten.com

MAH(マー)

写真右端。
ボーカル担当。
腕中に彫られた刺青、黒々としたアイメイク。
ツーブロックの黒髪、タイトめなポロシャツにタイ、スキニーパンツというスタイルが特徴。
結成時の唯一のオリジナルメンバー。

日本のメタル、ハードコア、ラウド系バンドのライブシーンにおいて、「ツーステップ」を流行らせたトレンドメーカーであり、リズムよく華麗に踊るボーカル・MAHのツーステは、お手本的にうまい。

 

SHOW-HATE(ショウヘイト)

写真右から2番目。
ギター&キーボード担当。
2010年のツアー中に脳梗塞で倒れるが、驚異的な回復力で復帰。メンバー唯一の既婚者で、1児の父。

 

SIN(シン)

左から2番目。
ベース担当。
対バン相手のサポートベースをしていたSINをMAHが誘い、2009年に加入。

 

GODRi(ゴリ)

写真左端。
ドラムス担当。
かつてドラムコンテストで優勝した経歴を持つ。2009年に加入。

 

バンド名の由来

『SiM』というバンド名は、彼らが結成初期に名乗っていた「Silence iz Mine」から、頭文字のS i Mを取り、短くしたもの。

この「Silence iz Mine(=Silence is mine)」というのは、「静寂は我の物なり」と訳され、"音楽の「間」を自由自在に操るバンド"という意味が込められている。

 

『SiM』のこれまで

2004年に、ボーカル・MAHを中心に『SiM』の前身となる3ピースバンド(ギターボーカル、ベース、ドラムス)が結成され、その後、度重なるメンバーチェンジを経て、2009年より現メンバー編成となる。

 

『SiM』は、今やラウドロックシーンを牽引するライブバンドの筆頭として名前が挙がるほど、絶大な人気を集めているが、彼らがここまで登りつめたのも、度重なる試練を乗り越えた経緯があったからこそ、手にできたと言っても過言ではない。

 

彼らは2004年のバンド結成初期。出演料のノルマを払ってまで出演したライブの観客はなんとゼロ人で、バンドキャリアのスタートは耳を傾けてくれる人さえいない散々な状態だった。

 

その後も、観客が聞いてるのか聞いていないのかもわからないようなアウェーな雰囲気の中、ライブを繰り返す日々を送っていたが、2006年に、どこからか話を聞きつけたSONYミュージックの関係者が見に来て、その場の流れでSONYのインディーズレーベルと契約を交わす。

 

結成から2年でレーベルから声が掛かったものの、イマイチ活躍できず、2008年からバンド名を『Silence iz Mine』とし、知名度も広く知られていない中で、ギターのSHOW-HATEと2人体制で、他バンドのツアーサポートとして60本もの謎ツアーを組む。

 

当然相手にされるわけもなく、ライブで披露されるサウンドもブレブレで、これからの『SiM』に限界を感じ始めていた2人は、同郷で対バン相手のサポートベースだった「SIN」、ドラムコンテストでも優勝経験のある「GODRi」を正式メンバーとして迎え入れ、結成5年にしてやっとメンバーが固まる。

 

そして、この正式メンバー4人で臨んだ60本に及ぶ謎ツアーのツアーファイナルで、主催イベント『DEAD POP FESTiVAL』を初開催し、ソールドはしなかったが、バンドとして確かな手応えを掴む。

 

ところが、バンドがこれからという2010年にメンバーに不幸が襲う。タワーレコード限定シングル『ANTHEM』のリリースツアー中にギターのSHOW-HATEが脳梗塞で倒れてしまったのだった。

 

SHOW-HATEは、病気から驚異的な回復力を見せ、3ヶ月で復帰するも、病み上がりであることを考慮し、しばし楽曲制作に専念。この時、SHOW-HATEのこともあり、「生きるということ」をテーマとした3部作アルバムの制作に取り掛かる。

 

しかし、またしても彼らに試練が訪れ、これまでになく熱を入れて作っていた3部作アルバムの2作目『A SONG OF HOPE』のリリース直前に、突然事務所からクビを宣告され、アルバムのために用意していた全ての曲の権利も使用禁止になってしまう。

 

理不尽な大人の事情なのか、手の平を返したように突然解雇を言い渡され、途方に暮れていた時に、現在の事務所である​「gil soundworks(ギル サウンドワークス)」に拾ってもらってから、彼らの音楽キャリアが一気に好転する。

 

なんと、事務所移籍後に発表した『KiLLiNG ME』のMVが、インディーズバンドとしては異例の100万回再生(2017年1月現在1400万回)を記録し、そこから周りの反応、取り巻く環境が変わり始め、突然の解雇から2年後の2013年には、メジャーレーベル10社以上が獲得に乗り出すなど、引く手数多の状況の中、「UNIVERSAL MUSIC」と契約し、1stシングル『EViLS』で念願のメジャーデビューを飾った。

 

メジャーデビュー後の2014年には、オリコン5位を記録した3rdフルアルバム『PANDORA』のリリースワンマンツアーが全公演ソールドアウトを達成し、2010年から続ける主催イベント『DEAD POP FESTiVAL』も即完売してしまうほど、人気が爆発。

 

2015年7月には、『DEAD POP FESTiVAL』の会場を初めて野外に移し、2日間でのべ15,000人以上を動員し、また6thシングル『CROWS』のリリースツアーファイナルでは、日本武道館を満員にさせ、「最初で最後」と語る日本武道館公演を大成功に収めた。

 

そして、2016年も活動の勢いを緩めることなく、全国26箇所を巡る全国ツアーを敢行し、全公演即日完売を達成。そのツアーファイナルのSiM史上最大キャパとなった横浜アリーナ公演では、11,000人以上を動員するなど、今や彼らは、最もチケット入手困難なライブバンドとして不動の人気を誇っている。