キタニタツヤが天才とは言われる理由

【パスピエ】なぜ売れない?2つの理由を考えてみました…

パスピエ 売れない」と検索する人が「なぜ」いるのか、各種SNSから拾った理由を大きく2つにまとめました。
(私自身は昔も今も変わらず好きなバンドです!)

と同時に、「売れてないバンドなのかな?聞かなくていっか…」と、聞く前に判断してしまってる人におすすめしたい人気曲を7曲ご紹介しています。

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パスピエが売れない2つの理由

パスピエが売れない理由は、SNSの投稿を見ると大きく2つありそうです。

といった声がいくつかありました。

パスピエが売れない理由①:音楽性が高度で大衆ウケしない

簡単にまとめると

  • 世界観がウケない
  • 曲の癖が強すぎた
  • 周りの人にパスピエを推したいけど好き嫌い分かれそうだから推すに推せない

といった声が見られ、不協和音や転調がよく使われたり、Aメロ→Bメロ→サビのようなオーソドックスな流れに囚われない自由な構成が「むしろ聴きにくい」という人もいるかもしれません。

ただ、

「無限に聴けちゃう」「転調が好き」「複雑すぎて意味わからんけど、聞けば聞くほど沼る」といったパスピエ沼にハマるファンもいらっしゃるので、売れないことに疑問を持つ人もいるでしょう。

パスピエが売れない理由②:女性ボーカルの高い声が苦手

ボーカルの大胡田なつきさんの声は、いわゆるアニメ声っぽいキュルっと?した可愛らしい高い声が特徴なので、「声が受け付けない」という人は一定数いそうです。

ただ、逆もしかりで

という声もあり、「好き嫌いの分かれる声 = 大衆ウケではない = 売れにくい」のかも知れません。

(私はパスピエの曲も声も好きです!)

「S.S」は、2013年にリリースされたメジャー1stアルバム演出家出演に収録。

聴きどころ
  • UFOがユラユラ飛ぶような浮遊感あるメロディーをはじめ、否応なしに耳に飛び込んでくる多彩で派手な鍵盤の音色
  • 透き通るVo.大胡田さんのキャッチー且つプリティな歌声と歯切れのいい特徴的な歌い回し
  • その鍵盤の影で存在感を放つ、躍動的な重低音ベースと軽快な4つ打ちビート
  • 2番サビ終わりから加速感が徐々に増していくドラムに乗せ、矢継ぎ早に言葉を詰め込んでいくラスサビまでのアプローチ

「とおりゃんせ」は、2013年リリースの4作目の配信シングルで、メジャー2ndアルバム幕の内ISMに収録。

聴きどころ
  • イントロから耳にこびりつくほどループする、オルゴールのような神秘的なシンセのメロディー
  • ほのかに郷愁感漂う和テイストなギターと躍動的なベース・タイトな4つ打ちが相乗し合う、ポップなのに中毒性の高いサウンド
  • 中毒性を割増させるクリアーに響く可憐な美声
  • ラスサビ後にAメロを持ってくる余韻を残したアレンジ
  • 語感の響きがいいワードを並べ、「どんな意味だろう?」と聞き手に考える余地を残した不思議な歌詞

「MATATABISTEP」は、2014年リリースの3枚目シングルで、メジャー2ndアルバム幕の内ISMに収録。

聴きどころ
  • サイレンのような特徴的なシンセリフとゆったりとしたオリエンタルな音色がバランスよく重なり合う中毒性のあるメロディー
  • タイトで軽やかな4つ打ち・跳ねまくるベースに乗せた、ほのかに「和」調な風味漂うダンサブルなサウンド
  • 一緒になって歌いやすい茶目っ気のあるサビの「パッパッパリラ」のフレーズ
  • 重厚な鍵盤のメロディーに乗せてしっとり切ない美声が響く叙情的なラスサビ前のアレンジ

「トキノワ」は、2015年リリースの4枚目シングルで、メジャー3枚目のフルアルバム娑婆ラバ(読み方:シャバラバ)に収録。

聴きどころ
  • 学校のチャイムっぽいイントロのメロディー
  • エフェクティブな効果音を絡めつつ、瑞々しく色彩豊かなシンセを軸に展開されるポップさ全開のサウンド
  • タイアップ作「境界のRINNE」のストーリーに通ずる「輪廻の輪」をテーマにした大胡田節全開のリリック
  • アニメのエンディングらしく、思わず口ずさみたくなるようなボカロ風の愛嬌あるキューティーな歌声
  • サックスを思わせるギターソロから始まり、各楽器が音を重奏的に重ねていくドラマティックなラスサビ前のアンサンブル

「ヨアケマエ」は、2016年リリースの6枚目シングルで、メジャー4枚目のアルバム&DNA(読み方:アンドディーエヌエー)に収録。

聴きどころ
  • イントロから耳をジャックする東洋的な響きの派手な鍵盤の音色
  • グルーヴィーなベースと緻密なドラムにエレクトリックなメロディーが乗る、聞くほどにクセになるダンスエレクトロサウンド
  • アニメ声風の甘めでキャッチーな歌声
  • 2番サビ終わりの骨太なロック感と凝縮したエレクトロ感を合わせ込んだアレンジ
  • そのアレンジ後、ベースオンリーから歌・ギター・キーボードが織り重なっていくラスサビまでの秀逸なアプローチ

「マッカメッカ」は、2018年リリースの通算6枚目のミニアルバムネオンと虎に収録。

聴きどころ
  • 電子音系のシンセサウンドと高速4つ打ちビートが織り成す、聞き込むほどに曲の多彩さに引き込まれる聞き応え抜群のダンスロック
  • 韻の踏まれた言葉をスピーディーに発していく、思わずノってしまうキャッチーなボーカル
  • 哀愁あるアルペジオに乗せた、切なく響く透き通るCメロの高音ボイス
  • そのCメロからテンポのいい跳ねるようなベースからスタートし、シンセ・ギター・ドラムが躍動感を増していくワクワク感を煽るアレンジ

「まだら」は、2020年リリースの7枚目の配信シングルで、メジャー6枚目のアルバムsynonym(読み方:シノニム)に収録。

聴きどころ
  • 一聴しただけでも耳に残る、不気味な雰囲気を帯びた鍵盤の音色
  • 存在感のある揺れるようにうごめくベース・不規則なリズムを高度に描き出すドラムのテクニックが光る、中毒性の高いミステリアスな1曲
  • セオリー通りにスッと行かず、「ここでテンポが変わるの?」ってぐらい変拍子のフックが効いた巧妙な作曲センス
  • 儚げに、繊細に響く切ない度マシマシのクリアーな美声

パスピエが売れないのは何故?聴いてほしいおすすめ人気曲まとめ

パスピエが売れない理由としては下の2つが大きいようです

と、ここまで紹介したものの、この記事をキッカケにパスピエを初めて知った人に向けておすすめの7曲を厳選してみました。

紹介した曲をためしに聞いてみて、パスピエ沼にハマっていただければ幸いです。

気になる内容がありましたら、こちらからジャンプできます。