【ドミコ】は、2011年に埼玉・川越で結成されたギターボーカルとドラムからなる2ピースバンド。
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おすすめ曲3選
united pancake
2014年にリリースされた1stミニアルバム『深層快感ですか?』に収録。
- 音が割れたような質感のノイジーなギターリフとストレートなドラムビート
- 聞くほどにクセになる気だるげでヤンチャ風なボーカル
- 2番からテンポがコロコロ変わっていくユニークな曲展開
まどろまない
2016年にリリースされた1stフルアルバム『soo coo?』に収録。
- 耳にこびりついて離れない中毒性の高いダウナーなメロディー
- 舌足らずなゆるく脱力感のあるボーカルとムーディーなグルーヴ
- 一転して朗らかなリズムに転調するラスサビ前のアレンジ
こんなのおかしくない?
2017年にリリースされた2ndフルアルバム『hey hey,my my?』に収録。
- 美麗な裏声が響くCMで流れていそうなキャッチーで洋楽風のサビメロ
- どこか懐かしいリズミカルなビートと、曲の所々に散りばめられたリフのアクセント
- 一気にテンポが落ち、そこからラスサビに向けて加速するドラマチックな曲展開
【ドミコ】の特徴
中毒性の高い個性派なサウンド
シンプルなコードを荒々しく弾き鳴らす古き良きガレージロックの要素がベースにありつつも、ノイジー且つルーズな質感で鳴らされるローファイ、聞けば聞くほど病みつきになる幻惑的なサイケデリック・ロックなど、様々なジャンルのエッセンスが散りばめられた、中毒性の高い個性派なサウンドが特徴。
不思議とハマる独創性豊かなポップセンス
好奇心の赴くまま、無意識的に出た豊富なアイディアを精巧に練り上げていく変幻自在なサウンドメイクも魅力で、セオリー通りではない大胆な曲展開、まとまりつくように耳に残るメロディーとギターリフ、体を揺らしたくなるようなグルーヴィーなビート感など、不思議とハマる独創性豊かなポップセンスも評価が高い。
意味深な歌詞とクセの強い歌いまわし
韻を踏んだ言葉を並べ、ユニークな言葉遊びを多彩に交えながらも、一聴しただけでは頭に「?」が浮かんでしまうような、聞き手の想像をかきたてる意味深な歌詞もウリで、言葉と言葉の継ぎ目があいまいで、日本語なのに英語を歌っているかのような、クセの強い独特の歌いまわしも特徴の1つ。
2ピースとは思えない迫力あるアンサンブル
軽やかなカッティングと低重心なベースの音色をループエフェクターを使ってリピート再生し、その上に繊細なアルペジオや切れ味鋭いリフを乗せていくGt.さかしたのテクニックと、緩急自在なDr.長谷川のダイナミックで骨太なドラミングが合わさった、2ピースとは思えない迫力あるアンサンブルも魅力。
メンバー

さかした ひかる
ボーカル&ギター担当。
ほとんどの曲で作詞作曲を担当。
数少ないハマったアーティストはユニコーンの奥田民生と米出身のロックバンド・ディアハンターで、特に奥田民生は中学時代、毎日のようにDVDを視聴し、どの曲も好きと語るほどずっと聞いていた。
長谷川啓太(はせがわ けいた)
ドラムス担当。
Vo.さかしたの1つ先輩。
家が近いからという理由でセッション相手として遊びでスタジオに誘われ、そのままドミコを続けている。
バンド名の由来
とりあえず、セカオワとかレディヘとか、そういう風にバンド名を略されるのがすごい嫌だったので、最初から略されてるような名前にしようって思ったんです。さらに読みやすくて、言いやすい。なおかつ造語っていうか、意味のない言葉にしたくて。響き的にも可愛くてダサい。無理にカッコつけてない感じもいいかなって思って。
【ドミコ】のこれまで
大学を卒業し就職したものの、一度音楽をちゃんとやってみたい!と思い立ったさかしたが、近所に住んでいた1つ先輩の長谷川を誘い、埼玉県・川越にて結成。
最初はスタジオでのセッションや曲作りをメインとして活動していたが、長谷川の「ライブやろうよ」という一言からライブ活動に本腰を入れる。
2014年に入ると、正式な音源リリース前にも関わらず 、渋谷や下北沢エリアで開催のサーキットイベントや、神奈川のベイエリアで開催のオールナイトロックフェス「BAYCAMP」に出演を果たす。
2014年12月、初の全国流通盤ミニアルバム『深層快感ですか?』をリリースし、女性シンガーソングライターのPredawn(プリドーン)を迎えてリリースパーティーを開催。
2015年6月、2ndミニアルバム『Delivery Songs』をリリース。
2016年3月、会場限定シングル『ooo mai gaaa!!!』をリリースし、タイトル曲の「おーまいがー」が「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン」のテレビシリーズの第4話エンディングテーマに起用された。
2016年4月、全世界でブレイク中のスペイン出身のガールズバンドHiNDS(ハインズ)の来日公演のオープニングアクトに抜擢。
2016年10月、千葉・白浜フラワーパークにて親交のある同世代バンドTempalayと共に、野外ライブイベント「BEACH TOMATO NOODLE」を開催。
2016年11月、1stフルアルバム『soo coo? (ソークール)』をリリース。
全国6カ所をまわる初の全国リリースツアーを開催し、ファイナルでは新代田FEVERにて初ワンマンを行った。
2017年3月、スペースシャワーTVが年間を通して新人アーティストをPUSHする企画「NEW FORCE 2017」の10組に選出され、スペースシャワー主催のイベント「TOKYO MUSIC ODYSSEY」にてライブを披露した。
2017年6月、初の配信限定シングル『くじらの巣』をリリースし、Apple Musicの「今週のNEW ARTIST」に選出。
2017年7月、「FUJI ROCK FESTIVAL」に初出演を果たす。
2017年10月、2nd フルアルバム『hey hey,my my?』をリリースし、全国8か所にてワンマンツアーを行い各所でSOLD OUTを記録。
また、このリリースツアーと並行してTempalay、MONO NO AWAREとともに中国5都市をまわるツアーを行い盛況に終えた。
2018年1月、日本テレビ系音楽番組「バズリズム02」の年始恒例企画「これはバズるぞ2018」で5位にランクイン。
また、大阪の音楽ラジオ番組FM802が2018年イチ押しする注目のアーティスト「POP UP!!」の12組に選出された。
2017年3月、オーストラリア出身のロックバンド「JET(ジェット)」の来日公演のゲストバンドとして全3公演に帯同。
その後は、テキサス州オースティンで開催される世界最大規模のカルチャーフェス「SXSW(サウスバイ-サウスウエスト) Japan Nite 2018」に出演を果たすと共に、全米6箇所を回るツアーを完走した。
そして、4月頭に開催した2ndアルバムのレコ発ツアーの追加ワンマンや、大型室内ロックフェス「VIVA LA ROCK」への出演など、シーンの流行とは一線を画すユニークな音楽性を武器に、インディーズ界隈において頭一つ抜きん出た存在感を発揮している2018年注目のバンドである。