【雨のパレード】通称「雨パレ」は、2013年に結成されたメンバー全員が九州出身の男女4人組ロックバンド。
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おすすめ曲3選
new place
「new place」は、2015年にリリースされたインディーズ2ndミニアルバム『new place』の表題曲。
- メロウでスペースチックなメロディーが際立つ昂揚感を増幅させていくようなアップテンポなサウンド
- 脈打つようなビート感が心地いいベース
- しっとりと繊細に言葉を紡ぎつつ、力強く高らかに歌い上げるサビの歌い回し
Tokyo
「Tokyo」は、2016年にリリースされたインディーズ1stシングルで、メジャーデビューアルバム『New generation』にも収録された1曲。
- 心地よい浮遊感を帯びたギターリフに野太いベースライン
- 水が滴るような幻想的なサウンド効果
- ソフトで耳障りのいいクリアボイス
- 東京という街で果たしたい夢に向かって足掻く人たちに、そっと寄り添うような歌詞
You
「You」は、2016年にリリースされたメジャー1stシングル。
- 包み込んでくれるような包容力に満ちた神秘的な雰囲気を纏った美麗サウンド
- 曲のアクセントになっている指パッチンのスナップ音
- 英語を一切使わず、言葉をストレートに投げかけ、"誰かの心の支えになるように"という思いを込めた綴った歌詞
【雨のパレード】の特徴
浮遊感を帯びる幻想的でモダンな美麗サウンド
包容力溢れるミドルテンポの落ち着いたメロディーを軸に据えつつ、ポストダブステップやインディーR&B、アンビエントといった多彩な洋楽エッセンスを織り交ぜた、浮遊感を帯びた幻想的でモダンな美麗サウンドが特徴。
聞き手を包み込む表情豊かなサウンドスケープ
ギター・ベース・ドラムというバンドの基本楽器3種に加えて、アナログシンセやサンプリングパッド、ドラムマシーンなど、多様な音響機材を実験的かつアーティスティックに取り入れ、聞き手の心をソフトに包み込む表情豊かなサウンドスケープも魅力。
クリアボイスと純度高いアンサンブル
ほどよく抜けたクリアボイスで繊細かつ柔らかに歌い上げるボーカル、野太く立体的な音色を鳴らすベース、多彩な奏法を駆使し、楽曲に彩りを添えるギター、ハイハットやシンバルの軽やかなリズムが冴えるドラムが合わさった純度の高いアンサンブルもウリ。
生演奏にこだわった独創的なライブパフォーマンス
ライブではあらかじめ録音しておいたメロディーなどを演奏に合わせて再生する"同期"を一切使用せず、電子音系のサウンドもすべて人の手足で鳴らし、あくまでも生演奏にこだわったエモーショナルかつ独創的なライブパフォーマンスにも定評がある。
音楽とカルチャーを融合させた前衛的なアートミュージック
演奏の4人に加えて、衣装デザイナーやジュエリーデザイナー、ペインターといったメンバーも交えつつ、音楽とカルチャーを柔軟に融合させた前衛的なアートミュージックを繰り広げ、本気で日本の音楽シーンを変えようという意気込む"創造集団"として活動している。
メンバー

福永浩平(ふくなが こうへい)
ボーカル担当。
鹿児島出身。
ほとんどの楽曲で作詞作曲を担当する雨パレの中心人物。
小6の時に見たドラマ『プライド』の主題歌だったクイーンの「I Was Born To Love You」を聞いて衝撃を受け、音楽の道を志す。
そこからは、玉置浩二や小田和正といった日本を代表するボーカリストをはじめ、アイリッシュ音楽やUKアートロック、R&Bをルーツに感じるような同年代の洋楽アーティストを中心に聞いていた。
山崎康介(やまざき こうすけ)
ギター&シンセサイザー担当。
鹿児島出身。
ゆずに影響を受けてアコースティックギターをはじめ、高校からギターリフが目立つメタルやハードロック、メロコア系のサウンドを聞いていた。
大澤実音穂(おおさわ みねほ)
ドラムス担当。
バンドの紅一点。
鹿児島出身。
両親の影響で聞いていたクラシックを入り口として音楽に触れ、東京事変やYUKI、ハナレグミなどを好んで聞いていた。
また、東京事変のドラマー・畑利樹に憧れ、専門学校では打楽器を専攻した。
演奏者以外のクリエイター
トノハルナ
ペインター。
橋本彩(はしもと あや)
ジュエリーデザイナー。
kari
コスチュームデザイナー。
バンド名の由来
反対の言葉を合わせるとインパクトがあるネーミングになるという考えのもと、ボーカル福永の思い入れがあった"雨"というキーワードと、その"雨"と反意的で心地いい矛盾がある"パレード"を組み合わせ、【雨のパレード】というバンド名にした。
【雨のパレード】のこれまで
地元鹿児島で活動していたバンドが解散したのを機に福永、山崎、大澤の3人が上京。
上京後、不在だったベースを探していたところ、鹿児島時代からジャズ界隈のツテで交流のあったGLAYのサポートドラマーToshi Nagai氏の紹介で、是永をメンバーに加え、2013年東京で結成。
その後、東海地区最大のライブサーキットイベント「SAKAE SP-RING」、大阪ミナミで開催の日本最大級のライブサーキットイベント「MINAMI WHEEL」にそれぞれ初出演を飾る。
2014年10月、インディーズレーベル「残響レコード」より、初の全国流通版となる1stミニアルバム『sense』をリリースし、全国6都市でレコ発ツアーを開催。
2015年3月、単独自主企画イベント「漂白する都市」を初開催。
2015年4月、開催2年目となる地元鹿児島で開催の野外ロックフェス「WALK INN FES!」に出演。
2015年7月、2ndミニアルバム『new place』をリリースし、多数のゲストバンドを迎えつつ全国8都市でレコ発ツアーを敢行。
また、同ミニアルバムがiTunesでフューチャーされ、表題曲がスペースシャワーTVのレコメンド企画「it!」に選出されるなど、インディーズバンドながら耳の早い音楽ファンの間で密かな注目を集める。
2015年10月、2度目の出演となる「MINAMI WHEEL」で入場規制をかける。
2015年12月、自身2度目となる自主企画イベントに「Sugar’s Campaign」「PELICAN FANCLUB」という2バンドを招いて開催し、熱いパフォーマンスを繰り広げた。
2016年2月、若手バンドの登竜門とも称される「スペースシャワー列伝 15周年記念公演 JAPAN TOUR 2016」の出演バンドに抜擢され、「フレデリック」「夜の本気ダンス」「My Hair is Bad」らとともに、全国9カ所をまわり、シーンの話題を集める。
2016年3月、ビクターエンタテインメント内の社内レーベル・スピードスターレコードより、1stフルアルバム『New generation』でメジャーデビューを飾り、キャリア初となるレコ発ワンマンツアーを東名阪3都市で開催した。
2016年7月、メジャー1stシングル『You』をリリースし、同シングルがスペースシャワーTVのヘビーローテーション「POWER PUSH!」企画の注目アーティストの1曲に選出されたのをはじめ、各地のラジオチャートを賑わせた。
2016年9月には、1stシングル『You』を携えての東名阪3都市をまわるレコ発ワンマンツアーを開催し、全公演即日ソールドアウトを記録。
2017年3月には、2ndフルアルバム『Change your pops』をリリースし、キャリア初の全国ワンマンツアーを全8公演開催し、大盛況に終えた。
その後は、「VIVA LA ROCK」「OSAKA METROCK」「RISING SUN ROCK FESTIVAL」「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」といった名だたる大型ロックフェスに初出演を飾り、人気を一気に拡大。
そして現在は、初の海外公演となる台湾でのライブも控えるなど、唯一無二の世界観を武器にメジャーシーンで躍動し、シーンの先頭に立ち得る存在感を秘めたバンドとして大注目を浴びている。