【Hump Back(ハンプバック)】は、2009年に結成された大阪出身のスリーピースガールズバンド。
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おすすめ曲3選
月まで
2016年にリリースされた1stミニアルバム『夜になったら』に収録。
- 心の奥深くにダイレクトに訴えかけてくる清々しいほど真っ直ぐな歌声
- 不純物の一切ない王道なテンポ感のストレートなロックサウンド
- 気づいたらあっという間に終わってしまい、何度もリピートしたくなる2分10秒の短尺ナンバー
星丘公園
2017年にリリースされた2ndミニアルバム『hanamuke』に収録。
- 耳にスーッと飛び込んでくる曇りのない伸びやかで凛とした歌声
- 爽やかな疾走感とセンチメンタルの雰囲気を併せ持ったオーソドックスなロックサウンド
- 冒頭から一気に掴まれる一度聞いたら忘れられない歌詞のワードセンス
サーカス
2017年にリリースされた2ndミニアルバム『hanamuke』に収録。
- 透明感のあるファルセットを織り交ぜた、濁りの全くない清らかで惹き込まれる歌声
- 2番Aメロ終わりの泣きを誘う間奏のアンサンブルパート
- しっとりとした雰囲気を帯びるシンプルなロックサウンドと様々に変化するビートパターン
【Hump Back】の特徴
心揺さぶるストレートなギターロック
ガールズバンドらしいポップなキラキラ感を一切排除し、3ピースで奏でられる最小限の音数で、純粋且つひたむきにロックを鳴らしつつも、ロックシーンの中心である男バンドとも対等に渡り合える凛とした力強さと、心にジンワリ染みていくような切なさを携えた、心揺さぶるストレートなギターロックが特徴。
人を惹きつける真っ直ぐで力強い歌声
ちょっぴり幼さも残しながら、いい意味で肩の力が抜けた、Vo.林の清々しいほどスーッとよく通る真っ直ぐで力強い歌声も魅力で、喜怒哀楽を様々に歌い分ける表現力の豊富さと、一聴しただけでも聞き手の心をグッと掴んで離さない、人を惹きつける唯一無二の声色もウリ。
リズム隊が奏でる色彩豊かなアンサンブル
テンポに変化をつけながら様々な情景を描くドラム、曲のボトムをしっかり支えつつ鮮やかな色合いを加えるベースが織り混ざった色彩豊かなアンサンブルも評価が高く、アップテンポな曲からホンワカした曲、しっとりとしたスローチューンまで、バラエティに富む多彩な楽曲群をリズム隊が支えている。
同性から熱い支持を集める自然体な歌詞
恋人との楽しかった淡い過去に思いを馳せながらも、その最愛の人との別れを経て湧き起こったネガティブな感情を自分の実体験を元に綴った、センチメンタルで自然体な歌詞も魅力で、独特の言い回しや耳に残る響きの良いワードを散りばめるセンスの良さと、その歌詞に共感する熱心な女性ファンが多いのも特徴の1つ。
メンバー

林萌々子(はやし ももこ)
ボーカル&ギター担当。
バンド結成時の唯一のオリジナルメンバーで、全楽曲の作詞作曲を手がける。
最も影響を受けたバンドはチャットモンチー。
また、メンバーの脱退などがあっても、待ってくれているファンが1人でもいるならと、ギター1本で弾き語るソロプロジェクトとしてHump Backをやり続けた。
ぴか
ベース&コーラス担当。
ルーツバンドは高校に入ってからラジオで知った閃光ライオット初代グランプリのGalileo Galileiで、ライブに足を運ぶほど熱心なファンだった。
美咲(みさき)
ドラムス&コーラス担当。
2016年2月に加入。
ルーツバンドは先日復活を発表したELLEGARDENで、プレイヤーとしてもELLEのドラマー・高橋宏貴から多分に影響を受ける。
【Hump Back】のこれまで
2009年5月、軽音楽部に入ったVo.林を中心に高1でHump Backを結成し、チャットモンチーのコピーバンドをはじめる。
高校を卒業してからはオリジナル音源を作り始め、2012年8月には「閃光ライオット2012」にて3次審査の大阪大会まで進出し、同年10月には関西最大のサーキットイベント「MINAMI WHEEL 2012」に出演を果たす。
その後は、度重なるメンバーチェンジや活動休止に追い込まれながらも、Hump Backの名を残したままVo.林がたった1人で活動を続け、2015年5月、Ba.ぴかが新たに加入し活動を再開。
2015年7月、3rdデモシングル『十七歳』をリリースし、同年8月、滋賀で開催された野外音楽イベント「EAT THE ROCK」に出演した。
2016年2月、Dr.美咲が加入し現在の編成となる。
2016年12月、ワタナベアキラ氏が立ち上げた大阪のインディーズレーベル「THE NINTH APOLLO」の新レーベル"WELL BUCKET RECORDS"より1stミニアルバム『夜になったら』をリリース。
また、同作に収録の「月まで」がテレビ東京系音楽番組「ONRYU(音流)」のエンディングテーマに起用された。
2017年1月からは約5ヶ月に渡って初の全国レコ発ツアーを34本敢行し、開催各地でソールドアウトを連発。
2017年8月、四国最大の野外ロックフェスMONSTER baSH」に初出演を飾る。
2017年11月、前作から約1年ぶりとなる2ndミニアルバム『hanamuke』をリリースし、「タワレコメン」に見事選出。と同時に、SPACE SHOWER TVが送るおすすめ曲パワープレイ企画"it!"に「星丘公園」が選ばれた。
また、インディーズバンドながら同アルバムが自身最高位となるオリコンウィークリーランキングで堂々の17位を記録した。
2018年1月、日本テレビ系音楽番組「バズリズム02」にて、新春恒例の今年ブレイクするアーティスト紹介企画「コレはバズるぞ2018」で 8位にランクインし、注目度をさらに高める。
また、1月から約3ヶ月にわたり全国30カ所に及ぶリリースツアーを敢行し、ツアー初日にして初ワンマンとなった大阪・梅田CLUB QUATTRO公演をはじめ、計19の地点でチケットソールドを果たした。
2018年3月には7月を持って解散するチャットモンチーのトリビュートアルバム『CHATMONCHY Tribute ~My CHATMONCHY~』に参加し、「湯気」をカバーした。
そして、1stシングル『拝啓、少年よ』のリリース発表と、10-FEET主催のモンスターフェス「京都大作戦」への出演アナウンス、ラストライブとなるチャットモンチー主催のフェス「こなそん」への出演も発表されるなど、偉大なるチャットモンチーの跡を継ぎ、今後のガールズバンドシーンを背負って立つ可能性を十二分に感じさせるスリーピースバンドである。